『サイコパス』と『ソシオパス』
先天的(遺伝的)に社会性が欠如しているのがサイコパス。
後天的な要因(環境)で社会性が欠如しているのがソシオパスです。
サイコパスもソシオパスも、その多くは犯罪者になり刑務所へ収監されています。
しかし、近年ではサイコパスもソシオパスも一般社会に溶け込んでいます。
そういった意味で、この両者の本性を見抜く力が社会生活で生き延びる為には必要です。
彼らに共通しているのは、良心の欠如、倫理観の欠如、そして人の痛みに鈍感です。
彼らの多くは、成長過程において社会から虐げられた過去を持っています。
社会から抑圧されイジメられてきた人達です。
無意識の次元で、社会そのものを憎んでいます。
そういった人間が社会人になると、他人を虐げることに快楽を見出だします。
被害を受けてしまうのは、倫理観や良心を持ち合わせている人々です。
サイコパスもソシオパスも、そこら中に溢れています。
いかにして彼らと必要最小限の接触に留めて、社会生活を送るか?
これからの時代は、周囲に潜むサイコパスとソシオパスを見抜くことが課題です。

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